「シベリア抑留を描く ― 二人の画家展 Vol. 2」のご案内

「シベリア抑留を描く ― 二人の画家展 Vol.2」

勝山 俊一氏、田中 武一郎氏が描く「シベリア抑留」水彩画作品など43点を紹介。

昭和20(1945)年 8 月 15 日に終戦を迎えたにもかかわらず、約 57 万 5 千人におよぶ日本人が、シベリアを始めとする旧ソ連やモンゴルなどに 抑留され、酷寒の地で乏しい食糧と劣悪な生活環境の中、過酷な労働に従事させられました。 帰国後、多くの抑留体験者が、当時の様子を描いた絵画作品を残しています。それは、事実を後世に伝えなければならないという使命感と、 酷寒の地で亡くなった戦友への、鎮魂を祈る表現でした。

日時
平成27年1月27日(火)~ 2月2日(月)10:00 ~ 19:00
会場
九段生涯学習館 2階 九段ギャラリー
所在地
東京都千代田区九段南 1-5-10
主催
平和祈念展示資料館(総務省委託)
協力
昭和館、しょうけい館
入場
無料
ちらし
こちらからダウンロード (PDF 138K, A4: 1 ページ)

「二人の画家」のご紹介

■ 勝山 俊一( かつやま しゅんいち)

明治45 (1912) 年
京都府生まれ
昭和 3 (1928) 年
京都工学校建築科を卒業
昭和17 (1942) 年
30歳のときに陸軍技手として、満州(現・中国東北部)へ
昭和20 (1945) 年
ソ連(現・ロシア)西部のエラブカに抑留
昭和22(1947)年
復員
昭和24 (1949) 年
萩原デザイン事務所に所属
昭和54 (1979) 年
『ソ連抑留スケッチ集』を発行
平成2 (1990) 年
没。享年77歳

≪鉄道工事≫ 勝山 俊一

≪鉄道工事≫勝山 俊一

■ 田中 武一郎( たなか ぶいちろう)

明治41 (1908) 年
広島県生まれ
大正12 (1923) 年頃~
『キネマ旬報』等の雑誌にモダンなカットを投稿
昭和10 (1935) 年
上京して独学で絵を学び、『光の家』のカットや版画を描き始める
昭和19 (1944) 年
36歳のときに召集され、満州(現・中国東北部)へ
昭和20(1945)年
ソ連(現・ロシア)南部のアバカンに抑留
昭和22(1947)年
復員
昭和48 (1973) 年
没。享年64歳
昭和56 (1981) 年
『生きて祖国へ(3)シベリアの悪夢』の口絵に作画が収録される

≪日暮れ≫ 田中 武一郎

≪日暮れ≫ 田中 武一郎

関連企画

■ ギャラリートーク

1月31日(土) 14:00 ~ 14:30 (約 30分)

勝山 俊一氏のご家 族を迎えて、ギャラリートークを実施。 学芸員が、展示のみどころや作品にまつわるエピソードを紹介します。

■ 昭和館、しょうけい館との連携企画

今回のイベントに合わせて、昭和館ではシベリア抑留体験者の帰国に関するニュース映画の上映のほか、体験者の手記や画文集などを公開します。しょうけい館では抑留中の労働で受けた怪我や発症した病気などの労苦に関する証言映像の上映のほか,体験者の関連図書を紹介します。

昭和館
千代田区九段南1-6-1   TEL: 03-3222-2577
しょうけい館
千代田区九段南1-5-13 ツカキスクエア九段下
TEL : 03-3234-7821